憧れていたインディアンの納車から３週間がたち
待ちに待った週末土曜日、いつものように朝４時に起き、先ず水を一杯飲み、歯を磨き、顔を洗う。
早く乗りたいと思う気持ちを抑え、準備にかかる。
いつものようにTシャツを着て、エビスジーンズに履き替え、レッドウイングのアイリッシュセッターを履き、ヘルメットにゴープロを装着。スマホでゴープロを起動し録画モードに。
家を出て、先ず車を駐車場から出して車の後ろに止めてあるバイクカバーを一週間ぶりに取る。艶消しのクロが「早く走らせろ」と言わんばかりに私の目に飛び込んでくる。
チェーンロックを外し、ディスクロックを外し、アクセルロックを外す。
最後にハンドルロックを外し、バイクに跨りエンジンをかけずに駐車場から出る。
（朝４時半のまだ薄暗い住宅街なので、近所迷惑になるのでエンジンは最後の最後にかける）
あらためてヘルメットをかぶり、手袋をつける。
エンジンキーを差し込み、まわす。バイクの電源が軽いうなり音をあげ立ち上がる。
「さぁ、行くぞ」とセルのスイッチを押す。
「カチッ。」と音がするだけでエンジンがかからない。
その日も朝から風もなくかなり蒸し暑い、全身から汗がどっと噴き出してきた。
頭の中は嫌な予感がしながらも「？」しか浮かばない。
エンジンキーを何度もオンオフを繰り返しセルを回すが、「カチッ」という無情な音しか聞こえない。さすがにもうダメだと思い、バイクを駐車場に戻した。
時刻は朝の４時４５分。ディーラーは１０時オープン。
今日は走れないと諦め、全てをもとに戻し家の中へと引き返した。
全身汗まみれなのでシャワーを浴びて一息つく。
もう一度、外へ出てバイクを恨めしく眺める。

家の近くの木にセミの抜け殻があった。
余計にむなしさが増してきた。
、、、、、、、
、、、、、、、
ディーラーの開く10時までじっと待ち電話をかける。
エンジンがかからない事と、セルのカチッという音しか聞こえないと伝えると、バッテリーの状況を教えてくれと言う。
エンジンにキーをさし、回し電源を入れ表示をバッテリーモードに。
表示には「LO　9.6」と
そのことを伝えると「バッテリーの問題かもしれない、納車前にちゃんと点検をしたんだけど、いまのところ原因はわからない。」
私は「新車で納車３週間ですよ！バッテリーって！」と少しムッとした声で尋ねる。
「私どもも新車で納入した物でのバッテリーははじめてなので、引き取りに伺うので見させてほしい」と、、、
その後ロードサービス会社から電話があり１２時に引き取っていった。
その後ディーラーから電話があり、「バイクに乗る予定はあるかと聞かれたので、次週の週末までは乗らない」と「じっくりと点検をしてアメリカへも報告をあげる」と。
嫁に言わせると「今日もこんなに暑いから、神様が乗ると事故るからやめろと言っているのよ！」と、そう思うことにして今週末の一人ツーリングは諦めました、、、、、、

翌日（日曜日）は、娘が遅めのボーナスが入ったと言う事で、嫁の誕生日祝いだとランチに招待してくれた。（私も含めて）
場所はまたまた恵比寿。
マサズキッチンという中華のお店
こちらもコースでごちそうになりました。

暑い夏にはまずビール。嫁はシャンパンでした。

アスパラの豆腐、ナス、チキン、オクラ。
説明は忘れましたが、どれも美味しい。

ホタテとエビと他何かの春巻き。お塩でいただきました。

レタスの炒めたもの。シャキシャキ感とソースの味がとってもバッチグー。

エビがぷりぷりでした。ビール２杯の後は紹興酒をロックで。

ここの名物の酢豚。豚肉だけです。皮がカリカリで中はジューシー。蒸しパンもとっても美味しかった。もうここでお腹はいっぱい。

最後は汁なし担々麺。今まで食べたことがない味でした。

デザートは杏仁豆腐。甘さが控えめのクリーミーな味。
最後まで美味しかった。
娘にお礼を言い、帰りはハーブスでお茶をして帰りました。

来週末はバイクに乗れるだろうか？